次回「残照」

input // 原文

今日は一日中デスクワークで、気づいたら外が暗くなっていた。
窓の外を見たら、綺麗な夕焼けの名残がまだ少し残っていた。
もう少し早く気づけばよかった。

monologue // 独白

気づいたら、外が暗くなっていた。
いつの間に、日が落ちたのか。

窓の外を見た。
夕焼けの名残が、まだ少しだけ残っていた。

もう少し早く気づいていれば、そう思った。
だが、気づいた時には、もう遅かった。

それだけのことだ。
俺には、そういう日が多い。

next episode // 次回予告

気づいた時には、もう終わりかけていた。
燃え盛る炎が、静かに、しかし確実に、消えようとしていた。
見ていた者は、どれほどいたのか。

男は、デスクに縛られていた。
戦場は外にあった。
だが、男の戦場は、画面の中にあった。
時間は、誰にも等しく、容赦なく流れていく。

振り返った時、全てが終わっていることがある。
戦いが終わった後の静寂のように。
砲声が止んだ後の荒野のように。
夕焼けは、待ってくれなかった。

だが、名残はあった。
わずかな光が、まだそこにあった。
間に合わなかったが、見えた。
それだけで、十分だったのかもしれない。

次回「残照」。
消えかけた光が、男に何かを残した。